なぜ泣くの?赤ちゃんの気持ちを知りたい方にお伝えしたいこと

赤ちゃんは泣くのが仕事…そんな風に言われてはいたけれど、実際はどうですか?

一人で考えても、パパと一緒に悩んでも、なかなか答えが見つからないかもしれません。

ぜひ、私たちと一緒に解決しませんか?

こんなことで悩んでいませんか?

  • 赤ちゃんにおっぱいを吸わせようとすると泣くのでついミルクをあげてしまう
  • 抱っこで眠ったと思ったのに、置くとすぐ泣く、起きてしまう
  • 夕方や夜眠る前、気が狂ったように泣く

赤ちゃんがなぜ泣いているのか。その理由はちゃんとあるんです。

赤ちゃんの個性はいろいろ。よく泣く子、あまり泣かない子、声の大きい子、声の小さい子、声の低い子、声の高い子…泣く理由も様々です。

おなかがすいた。げっぷが出なくて苦しい。おむつがぬれて気持ち悪い。おしっこをしたい(尿意を感じる)ウンチをしたい。暑い、寒い。体がかゆい。痛い。眠い。遊んでほしい、寂しい…など。
赤ちゃんは赤ちゃんの心と体が、不快や不安を感じるときに、泣くのですね。

そしてもう一つ。出産の記憶がよみがえる時にも泣くことがあります。赤ちゃんにも「記憶」があるんですよ。

おっぱいを吸わせようとすると泣く…赤ちゃんは本当に「嫌がっている」のでしょうか?

「赤ちゃんにおっぱいを吸わせようとすると口を閉ざしてしまったり、首を振って嫌がったり、泣いてしまうのです。どうしたらよいでしょうか?」

このようなご相談はとても多いです。

赤ちゃんは嫌がっているのではなく「困っている」ことが多い

生後すぐの赤ちゃんは、まだ目がよく見えていません。おっぱいを探すため、においを頼りに、首を振りながら乳首を探します。探しても見つからなければ、困ってしまいます。泣いてしまいますよね。その様子が、「首を振ってイヤイヤし、泣いている」ように見えるのかもしれません。

その場合は、赤ちゃんを優しく、かつ、安定した抱き方で抱きます。そして、お母さんまたは助産師が、おっぱいをしっかりくわえさせるお手伝いをしてあげると良いでしょう。

自宅でゆっくり助産師と一緒におっぱいの練習をしましょう

吸ってもなかなか出てこない…そのタイムラグが「泣き」の原因のことも

赤ちゃんは最初一生懸命おっぱいを吸うけれど、しばらくすると泣いてしまう。そういう場合は、「待てない」泣きの場合があります。おっぱいって、吸ってもいきなりは飛び出してこない。何分か吸っているうちに、おっぱいの中から母乳が湧き出してきて、ようやく赤ちゃんは母乳を飲めるのです。

ところが、このちょっとの時間が「待てない」で泣いてしまう赤ちゃんがいます。混合栄養をされている方に多いかもしれません。哺乳瓶であげる場合はこのタイムラグがなく、吸ったらすぐに出てくるからです。その違いが、泣きの原因になっていることがあります。

このような場合は、赤ちゃんが泣いても、すぐにミルクに切り替えずに、辛抱強くおっぱいを吸わせてあげましょう。ちょっとだけ時間はかかるけど、あなたが吸えばおっぱいは出てくるんだよ。と、赤ちゃんに覚えてもらうことが大事です。また、母乳マッサージで乳管を開き、マッサージの刺激により母乳分泌を促進するのも効果的です。

母乳マッサージについて詳しく知る

授乳の姿勢が「辛い」ことがあります

生まれてすぐの赤ちゃんは、出産の時に何らかのダメージを負い、身体に緊張を抱えていることがあります。そのため、授乳の姿勢が辛いことがあるのです。

その場合は、無理に赤ちゃんをおっぱいに近づけようとしても、赤ちゃんからすると姿勢が辛いので泣くばかりです。「おっぱいを近づけると身体を反らして泣く」「右は吸えるけど左は泣いてしまい吸えない」などはこれが原因かもしれません。

赤ちゃんの身体の緊張が原因でしたら、まずはその緊張を取り除いてあげることで、身体がふんわりと柔らかくなり、お母さんの身体ににぴったりとくっつく授乳の姿勢が楽になります。結果、赤ちゃんがおっぱいを吸えるようになるのです。

また、吸わせ方や抱き方も重要です。赤ちゃんの身体の緊張がほぐれ柔らかくなった後、助産師と一緒に抱き方、授乳の姿勢を確認しましょうね。

赤ちゃんの身体の緊張を取り除く方法はこちら

赤ちゃんが、「哺乳瓶慣れ」をしてしまっていませんか?

おっぱいを飲めないけれど、哺乳瓶は抵抗なく飲む、という場合。赤ちゃんが哺乳瓶を飲むのに慣れてしまった可能性があります。

赤ちゃんがおっぱいを飲むためには、くちびるをつんつんと刺激し、口が大きく開くと同時に、舌をぺろっと前に出して、乳輪・乳頭をからめとらなくてはいけません。ところが哺乳瓶でミルクを与える場合、上記のようにくちびるをつんつん刺激したり、口を大きく開く練習をしたり、舌を出す練習をせずに、ただ、ずぼっ!と哺乳瓶を差し込んでしまっていませんか?

これでは、赤ちゃんは、おっぱいを飲むための口の開け方や、舌を出す練習、乳輪乳頭をからめとる練習ができません。練習ができないどころか、本能として持っていたはずのおっぱいの飲み方を、忘れてしまうことだってあるのです。混合栄養をされている方は、哺乳瓶をあげる際も、おっぱいを飲むための練習を、し続けてあげることが大事です。

混合栄養の方には母乳の飲み方を忘れられてしまわないよう哺乳瓶でのあげ方もお教えしています(オンライン、訪問可能)

赤ちゃんがおっぱいを嫌がる?まとめ

いかがでしたか?

母乳を吸わせようとすると泣いている赤ちゃんを目の前にしてしまいますと、お母さんもお父さんも、焦ってしまい、「こんなに泣くなんてかわいそう!ミルクでいいや」と思ってしまいがちですが、赤ちゃんは本当はおっぱいを吸いたくて、吸えなくて泣いていることもあるのです。

赤ちゃんは本来、おっぱいを飲もうという本能を持っています。でも、こちらが気をつけてあげたり、最初は少し、お手伝いをしてあげないと、赤ちゃんの本能は薄れ、困って泣くばかりになってしまうことがお分かりいただけましたでしょうか。

おっぱいをくわえる・くわえさせるコツをつかむこと。生後すぐから、お母さんと赤ちゃんお互いに練習していくことが大切なんです。できれば、そばに、支えてくれる助産師がいると良いですよね。

お母さんやお父さんは、泣いている赤ちゃんを目の前にしたら、心がめげてしまうかもしれませんよね。ところが助産師は、泣いている赤ちゃんは見慣れておりますし、泣いている赤ちゃんの扱いにもなれています。一緒に頑張れれば、お母さんとお父さんも安心していただけると思うのです。

出産後すぐからの継続サポートでしたら、自宅で赤ちゃんの身体の緊張を解くことも、授乳の練習も、すべてが叶います。

大丈夫。解決できます!

そのほかにも色々な赤ちゃんの困りがあると思います。ぜひ私たちに相談してくださいね。

最後に…

一人でも多くのお母さんが、赤ちゃんが泣く本当のメッセージに気づき、お悩みが解決し、育児をより幸せに、楽しんでいただけるようになればと願っています。