東京都 杉並区 母乳と育児 産後ケア専門の出張助産師 佐々木美香です。

はじめまして、こんにちは。助産師の佐々木美香です。

私は助産師として、これまでに何千人という多くの妊婦さん、産後のお母さんと関わらせて頂きました。

2013年、2016年には自身の出産も経験し、育児の楽しさと同時に、育児の大変さも実感する日々です。

私は都内病院にて長年勤めましたが、自身が妊娠・出産を経験し周囲に妊婦さんや出産の経験者が増えてくるにつれ、気づいたことがありました。

妊娠中はとにかく色々なことが不安だが身近に相談できる専門家がいない。病院によっては医師や助産師とゆっくり話す時間はほとんどない。インターネットで調べてもそれが自分に当てはまっているのかわからない。

母乳や育児に関しても出産後病院にいる時は良いが家に帰ってきたとたん誰に相談していいかわからなくなる。

これらの問題を解決し家に帰ってからいつでも身近に相談できる相手。それが杉並区の出張専門助産院chichi(チチ)です。

私の子育て経験からわかったこと

私は第一子となる長男を出産したとき、入院中に母乳が出ませんでした。

妊娠中からお手入れもしていましたし、母乳が出るための知識はあり、実践していたのに、それでも出なかったので、とても不安になり、焦りました。
産院を退院するときは混合栄養(母乳とミルク 両方をあげること)で、産院を退院した日の夜、眠る前に長男にミルクをあげました。

私の母には、「母乳だけでやってみたら?」と言われたけれど、不安でしたから。

その日の夜長男がずいぶん長く、4時間くらい寝たんです。

はっと起きて、「しまった、寝過ごした!」と思ったら、おっぱいがものすごく張っていました。

長男はまだ起きる気配がなかったけれど、慌てて起こして母乳を飲ませました。そうしたら長男は、母乳だけ吸ってまた寝てしまったのです。

その時から私は完全母乳になったのですが、長男の体重が増えているのか母乳が足りているのかはとても不安でした。
退院して1週間後に健診があってそこで長男の体重と母乳量を測って。そこで先輩助産師が「大丈夫よ、足りてる」と言ってくれました。

涙が出るほど安心し、ようやく肩の力が抜けたのを覚えています…。

退院後すぐにこのような健診があり、そこで軌道に乗っていた場合はいいですが、母乳が出てくるまでの時間は人それぞれ。
それに、1か月先までフォローがない産院もありますよね。

そうすると、退院後に母乳が増えた場合も、せっかく完全母乳にするチャンスなのに、不安のためにタイミングを逃すことになります。
これはとてももったいないことだと思いませんか。

産後の備えは妊娠中からがおすすめです。

そうすれば、出産後すぐに早い段階で、先ほどの私のように「安心」することができます。

「母乳がどのくらい出ているか」「赤ちゃんが順調に成長しているか」を確認でき、母乳を増やす効果的な方法をお教えすることができます。
母乳を軌道に乗せるには、退院後すぐの助産師のケアが効果的です。

産院では、出産後の入院日数が短くなってきています。

私が病院に勤め始めた頃は、出産後の入院日数は初産婦さんで6-7日 経産婦さんで5-6日 帝王切開の方で7-10日 このくらいの日数が普通でした。

また、赤ちゃんの黄疸が高く入院を延長する場合は、ご自身の入院期間も延長している方がほとんどでした。

このくらいの時間があれば、出産後後当日はゆっくりと体を休め 1日目から徐々に育児手技を習い 2日目には沐浴を習い 3日目には沐浴を実施し 4日目には母乳が徐々に出始め 5日目には退院後の生活をイメージし 6日目には退院

このくらいのスケジュールが組めました。

ところが、最近では 初産婦さんで4-5日 経産婦さんで3-5日 帝王切開の方で6-7日

また、赤ちゃんが黄疸などで入院延長になっても母のみ先に退院する傾向があります。

母子ともに、出産後の入院日数が、短縮傾向にあることがお分かりいただけると思います。

少子化に伴い、分娩できる施設が減っていますので、病床(ベッド)の確保のためこの傾向はますます進んでいくと思われます。

そうなると、どうなるか…

出産後の身体を休める間もなく、育児の習得や母乳の分泌もまだこれからという状態で、ご自宅に戻らざるを得ないということです。

ご自宅で助産師のケアを受ける必要性が、おわかりいただけるかと思います。

世界共通で、出産後のお母さんには専門家の支援が必要です

海外ではもともと分娩施設での入院期間が短いことをご存知の方も多いかと思います。
そのかわり自宅や産後ケア施設にて、助産師のケアを十分に受ける習慣があります。(フィンランドのネウボラ、ドイツのヘバメ、韓国の産後調理院など)
出産後のお母さんと赤ちゃんには、世界共通で、専門家の十分なケアが必要だということです。

妊娠中に、出産時のダメージを最小限にするケアをしていただき、出産後の身体回復を速やかにしていただいたり、出産後の母乳がスムーズになるよう準備していただきたい。

出産後数日でご自宅に退院し、身体を休めながら、育児や母乳の習得もしていかなくてはならないお母さんのそばに寄り添い、赤ちゃんを育てるお手伝いをさせていただきたい。こんな思いから、このお仕事をしています。